★ イジコン向け 民間人 制作日記 ★
E.NO.4 「泣いている人たちがいるでしょ」
キットのページ紹介ページは です
2006.1.31 制作開始
初めてのレジンキットの制作です。レジンキットの場合は、パーツに残存している離型剤を落とすために
中性洗剤で洗っておくことが不可欠だそうですので、筆を使って水で薄めた洗剤で洗浄しておきます。
塗装ののりを良くするためには、通常のプラスチックキットも洗浄した方がよいそうです。(私はやってませんが、
たいした手間でもないのでフィギュアなどは今度からそうしようと思います。)
今回のキットは、イジコン向け市街戦情景「泣いている人たちがいるでしょ」の主役にするために購入しておいた
民間人セット・その1を制作します。
この中には、赤ん坊を抱いた母親と、乳母車を押す男の子がありますが、母親のフィギュアは、別の情景でも
登場させようと思いますので、先に制作を開始することにしました。
レジンキットの下塗りにレジン専用サーフェーサーというものを買っておいたので、ちょうどいいやと思い、さっそく
使ってみようとしたのですが、どうしてもフタが開きません。まだ一度も使ったことがないのに、困ったものだ。
あきらめて、ふつうのサーフェーサー(溶きパテ#1000)を塗って様子を見ました。
乾燥後、タミヤアクリルで塗ってみましたが、問題なく塗れるようです。今日はあらかた塗って、別のジオラマの
登場人物にすることが当初の目的ですから、ちょうど良かったです。
2006.4.15 制作再開
乳母車を押す少年の制作
引き続き、クレオス民間人セットから、乳母車を押す少年の組立です。手すりはレジンでは成形出来ませんので
0.8mm真鍮線を使って自作します。
イジラマのイメージ
制作途中のフィギュアを配置して、イジラマの構成イメージを確認します。
場面設定は、戦火に追われ逃げまどう幼い子を抱えた母親と乳母車に家財道具を乗せて後ろを歩く少年、
そしてその側を通り過ぎようとするドイツ軍兵士。この兵士にも故郷に残してきた家族がいる。
戦争は敵味方の区別なく人を悲しみの底にたたき落とすものでしょう。
イジラマの題名は「泣いている人たちがいるでしょ」。
この題名は、「ELT(エブリ・リトル・シング)」の曲の中に出てくる歌詞の一節から借りたものなんです。
イジラマの材料としては、地面はタミヤ製情景シート・石畳、背景にはMMシリーズの道標セットを使う予定です。
向こう側を通り過ぎる兵士にはドイツ歩兵セットの兵士の一人です。
2006.11.18 仕上げ及び完成
フィギュアの塗装 タミヤアクリルにて。 顔の部分の仕上げ塗りのみタミヤエナメル。
なお、ドイツ歩兵の制作過程は こちらにあります。
ベースは、タミヤ情景シート 石畳を使います。 余りもののベースの上にボンドで貼り付け。
フィギュアを仮配置してみます。
バックはカレンダーをカラーコピーし、スチレンボードに貼り付けて作りました。
街灯、フェンスを取り付けて、完成です。
完成写真
イジラマ 「泣いている人たちがいるでしょ」
このビネットの主役は、ストーリーとしては手前の民間人。
戦火に追われ、着の身着のまま避難する親子。
その側を通り過ぎるドイツ兵士一人。彼にも故郷に残してきた家族がいる。
戦争は家族を引き裂き、人を不幸のどん底にたたき落とす。
作品としての主役は、ドイツ歩兵。
これはMMNO.2のドイツ歩兵セットからチョイスしたもの、別の作品は戦闘シーンのポーズなので
このフィギュアだけが仲間はずれとなった。それでは可哀想なのでこちらに登場させました。
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