★ タミヤ・人形改造コンテスト 2006 ★

    「偽装アメリカ軍」 ドイツ戦車兵セット改造

   人形改造コンテスト、初参加作品です。
   九州AFVの会に出席して、人改モデラーの皆さんから、参加を勧められ、とにかく参加することに意義ありと
   制作してみました。
   
   元のキットは、タミヤMMNO.1と同一フィギュアからなるMMNO.19 ドイツ戦車兵セットの中から3体を
   ピックアップ。実質的にはMMNO.1と同じ構成です。たまたまジャンクもあるし、以前から、信地旋回主催の
   二桁コン向けに、MMNO、1を主役とするビネットを作りたいと思っていたので、その延長線上でこんなモデルを
   作ることにしました。

   作品イメージは、大戦末期ドイツ軍が実際に組織した偽アメリカ軍。M10パンサーでおなじみのあのチームです。
   たまたま、旧式M4シャーマンの砲塔部のジャンク品もあるし、これと組み合わせて、ドイツ戦車兵のヘッドだけ
   アメリカ戦車兵と交換しようというもの。
   昔、タミヤジュニアニュースに「ちょっとだけよの改造」というコーナーがありましたが、私はああいうのが好きだし
   ちょうど良いかなあという感じです。
   人形改造コンテストも歴史があるから、こういうアイディアはもう既に出ているのかもしれませんが、私は知らないし
   まあイイかなあと思うのであります。

   制作日数、実質1日。超簡単です。(^ ^)v

   まず、車体をスチロールカッターでカットするための下書き線の書き込みです。

       

   車体と砲塔をカットしました。 右側はオリジナルフィギュア。

       

   ドイツ戦車兵、M4シャーマンの付属戦車兵、いずれもヘッドをエッチングのこで、切り落とします。

       

   ヘッドを取り替えてみます。素材の色だとなんとも不気味。(笑) 士官だけは手に持った双眼鏡を削り落としました。

       

   車体と組み合わせてみてイメージをつかみます。

       

   どうも操縦手の足が邪魔になって上手くとりつかない感じのようです。

       

   操縦手の足を広げて対応しようとしています。 塗装前に握りを真鍮線で取り付けます。

       

   最初は、木製ベースにしようかと思っていましたが、ずいぶん昔に買ったタミヤのディスプレーケースが
   ありましたのでこれを使ってみようと思います。

   フィギュアの服の色は黒色です。ヘッドだけはアメリカの戦闘帽をかぶってごまかしたけれど、戦闘服がなかった
   ので、より近い色の黒服にしたという設定です。

       

   タミヤカラースプレーで車体を大まかに塗装。 フィギュアはいつもより丁寧に作ってみました。
   何しろ、実物審査ですからね、ホームページ画像のようにごまかしはききませんし。(^^;)

       

   フィギュアを位置決めして、固定用の穴をベースに開けます。 フィギュアをセットするとこんな感じ。

       

   カット部分などを塗装して、後はデカールを貼り付ければ完成です。

       

 
                          完成しました。 (^ ^)v

           


     人形改造コンテスト2006 初参加作品 「偽装アメリカ軍」

   

   

   

   

          

          

          

   *制作応募後記

   これまで入賞経験のある人改モデラーの皆さんとの交流が出来るようになったという意味では、記念すべき
   作品となりました。でも、入賞にはほど遠い・・・さて、来年はどうしたものか。(^^;)


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