★ ハセガワ 1/72 イギリス装甲車 ダイムラーMkU 製作日記 ★ 

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 2005.5.7 製作開始

 ネットコンペ・装輪魂(そうりんこん)に向けて、製作開始です。
 ミニスケールで部品数も少なく、お手軽かと思いきや、なかなか手強いです。

 説明書に従って、砲塔まわり、車体下部の製作から開始しました。
 1枚目の写真に1円玉を並べてみました。相当に小さいことがお分かりでしょう。それにしてもこれよりもまだ小さい
 食玩の1/144スケールのWTM(ワールド・タンク・ミュージアム)シリーズにさえ手を加える人もいるのですから
 驚きですね。 このスケールの兵士の原型を作る人はすごいなあと感心いたします。

 今日は車体下部のユニバーサルジョイントの取り付けまでを行いました。ここであらかじめ車軸を通しておいて
 軸受けの車軸の通りがうまくいくように確認して位置調整をしました。

    

 主砲の先端をピンバイスで開口しているところです。 主砲先端の径をノギスで測ると、0.95mmでした。
 そこで、0.6mmのドリルを使って穴明けを行っています。穴の中の削りカスを除去するのは縫い針でないと
 穴が小さすぎてうまくいきませんでした。

 右の写真は昨日購入したピンセットの先端です。先端にギザギザ模様が刻んであるので、丸い部品などを
 上手くつまめますとのうたい文句でしたが、その通り役に立ちます。 小径のドリルをつまんでピンバイスにはさむ
 時など苦労していましたが、これは重宝します。他にも小さな棒状の部品なども飛ばさずにつまめるので具合が良いです。

    

 2005.5.12 車体の組立

 車体の接着後、合わせ目をしっかり固定するために 洗濯ばさみでクランプしています。

    

 2005.5..13 組立及び基本塗装


 車体上部の組立を行い、基本塗装を済ませました。
 車体色はタミヤ・アクリルのデザートイエローを筆塗りしています。

    

 ネットコンペ 装輪魂(そうりんこん)に向けて、2台目の製作です。同じ要領で製作し、塗装色はダークグリーンと
 いたしました。最初の組立の際、タイヤの接地がうまくいきませんでしたので、車体下部の制作時にタイヤを
 取り付けて位置決めの後、固定いたしました。

    
   
 2005.5.21 デカールの貼り付け

 基本塗装を終えた車体にそれぞれデカールを貼り付けました。

 デザートイエローのものは、エジプト派遣・第7機甲師団仕様、ダークグリーンのものは、1945年ベルリンでの
 第7機甲師団第11軽騎兵連隊のマーキングです。

    
 
 フィギュアの塗装

 初めて1/72スケールのフィギュアの塗装を行いました。
 1/35のフィギュアの塗装でさえ難儀をしているのに、こんな小さなフィギュアの塗装が出来るのであろうかと
 不安でしたが、ここで、先日、AMOS☆TOKYOのメンバーであるボクサーさんからのアドバイスに従って、
 眼鏡を外し、拡大鏡なども使わず肉眼で目を近づけて見ることにすると、あら不思議、ちゃんとよく見えるのです。

 実は先日、ボクサーさんにBBSを通じて「どんなふうにしたらそのように緻密な作業が出来るのでしょうか?
 最近老眼もあって細かいところがよく見えず困りますが、据置式拡大鏡と頭部装着タイプのルーペと、どちらが
 良いでしょうか?と質問したところ、ボクサーさんから「私の場合は肉眼です」とのお返事があり、そのようにして
 真似してみたら、これがなんとまあよく見えるのです。目が見えれば不思議と指先もなんとか制御できるのには
 改めて感心しました。
 言われて初めて気がつくことってありますね。なんだか開眼したような気持ちで、顔の目や口元を塗ることが出来ました。
 ボクサーさん改めてありがとうございます。

 余談ですが、モデラーの方は皆さん親切です。どのBBSでもたいてい丁寧に教えて下さるので本当に助かります。
 多分そうだろうと思うことでも、凄腕モデラーの方の同調意見をいただくと我が意を得たりとばかりに製作意欲も
 倍増いたします。(^ ^)v

                     

  完成いたしました。

  最後の仕上げにウォッシングと墨入れを簡単に施して、車体前面にMr.Hobbyの水性クリアつや消しを
  スプレーして完成です。
  (フィギュアにつや消しスプレーするのを忘れています。後日また仕上げるかも・・・(笑))

  完成写真は、こちら  をご覧下さい。