★ TOMY 1/35 ロシア カチューシャ 製作日記 ★
キットの紹介ページは です
2008.10.25 制作開始
悪名高きパーツをを溶かすプラタイヤであちこち溶かされたジャンク品です。 そのタイヤ自身を使うためには
タイヤと密着する部分に木工用ボンドを使うと絶縁作用があるそうだと聞いたので、使ってみることに。
ただ水溶性の木工用ボンドはタイヤになじみませんので、上手い具合に押し広げてホイールをはめ込まないと
いけないようです。いちお試しにはめ込んでみました。しばらく様子を見てみます。
一度プラタイヤで浸食されたパーツは、ウイルス感染みたいにプラパーツが柔らかくなってそれ自身が他のパーツを
溶かし出しますから二次災害に注意が必要です。一度溶かされたパーツは隔離しないとダメですね。
一部組立始めていたフロントシャフト周りからの製作開始。 リヤシャフト周りも組み立てました。
元キットであるイタレリのキットのこだわりでしょうか、プロペラシャフトはかなりの分割数になってます。
フロントとリヤのそれぞれのプロペラシャフトを連結してドライブシャフトに連結しました。
2008.11.9 運転席とタイヤの組立
運転席周りの部品と取り付けた後、運転席をシャーシに接着します。
プラを溶かすタイヤですが、掲示板の書き込みで教えてもらった通り木工用ボンドを使って接着してみました。
2週間ほど前試しに一つ組み立てておきましたが、異変は無いようなのでいい感じかな?と思います。
2008.11.24 運転席と荷台
前回の製作途中で、荷台部分の大半のパーツが不足していることが判明。どうしたものかと考えましたが、
車体正面図と平面図のがあるので、説明書を見ながらプラバンやプラ棒でスクラッチする事にしました。
何はともあれ、運転席を形作って取り合いを見ながら製作再開することにしました。
後輪フェンダーの部分を大まかに形作りました。
2008.11.25 予備タイヤ受けの製作
今日は予備タイヤの受け金物を作りました。 両サイドのパーツだけは純正パーツです。
2008.11.26 工具箱の製作
小さな部品ですが、上手い具合に形が整いません。(^^;)
2009.5.6 スクラッチ立ち往生
説明書にある平面、立面図を元にサイズを拡大調整して原寸図を作り、それに合わせてパーツを作ろうと
試みてきましたが、さすがにパイプで構成されたロケットランチャーのフレーム構造あたりで立ち往生してます。
どうしたものだろうかなあ・・・
2009.7.31 純正部品入手により製作再開
お友達のたれぱさんより、後部ロケットフレームの部品を譲っていただきました。これにより、純正パーツに
切り替えて、製作を再開することにいたしました。 やっぱりスクラッチよりははるかに楽ですしね、スクラッチを
続行していたたらたぶんそのまま中断だったでしょう。(^^;)
一部予備タイヤ受けのパーツだけは手に入りませんでしたので、先の自作分を転用しました。これも少しは
役に立って良かったです。(^^)
パイプフレームのパーツは1箇所だけプラを溶かすタイヤの影響で破損した部分がありましたが、大勢に影響は
ありません。さすがに純正パーツだけあってサクサクと形になっていきます。
ロケットの発射スライドフレームは既に入手した時から組立済みでしたので、これを先ほどのフレームに載せ
後部車体をシャーシの上に搭載すれば、カチューシャの全体像がほぼ形になりました。
予備タイヤも仮取付してみましたが、プラを溶かすので何らかの対策を考えて最終的には取付直します。
残りは車体前後の小物部品の取付と塗装になります。車内を塗装してからドアや窓の取付になりそうです。
2009.8.14 運転席内部の塗装
ドアや窓ガラスを取り付ける前に運転席内部を塗装しました。
2010.1.2 製作再開
ロケット弾の組立から始めました。 ランチャーへの取付は塗装後の予定です。
後部ロードホルダーの取付と運転席廻りのキャビンガード、ドアを取付。
ドアはうまくはまらなかったので開放状態にしました。運転手もいないのでちょうどいいかと。(^^;)
付属の3体のフィギュアも組立。 組立はほぼ完了。あとは残りの塗装と仕上げです。
2010.1.3 本体全体塗装
トラック本体の全体塗装をほぼ終えました。
2010.1.4 ロケットランチャーおよび車体裏側の塗装
今日はロケットランチャーフレームや車体裏側の塗装を行いました。
2010.1.5 ロケット弾の装着
ロケット弾の塗装を行い、ランチャーに接着しました。
2010.1.17 完成
塗装説明図には側面の赤い星マークはパレード用を除いてはついていないようですが、適当に貼り付けました。
付属のフィギュア3体を塗装して完成といたしました。
完成です。 (^^)v
完成品のページは です
2017.4.30 プラスチックを溶かす軟質タイヤの実態
昔のイタレリのキットの軟質タイヤはプラスチックを溶かしてしまうという話は有名ですが、完成後7年経過で実際に
このように浸食されておりました。プラ製ホイールとタイヤの間を絶縁するため木工用ボンドを塗布しておけば大丈夫との
情報も目にしたのでそのようにしていましたがやはりダメみたいです。まだ別にドイツ軍用車ホルヒのストックがありますが、
そちらはレジン製のタイヤでも入手して取り替えることを考えなきゃね。
見るも無惨な姿になってしまいました。皆さん、気をつけましょう。