★ TOMY 1/35 アメリカ GMC 2.5トン トラック 製作日記 ★
  
   キットの紹介ページは   です

   昔、TOMYから発売されていたファイティングビークルシリーズの1台です。このキットは廃業したMAX模型の
   未発売キットだと聞いています。このシリーズは回り回ってイタレリに金型が流れたのですが、イタレリの同型の
   GMCトラック(クローズドキャピン)とはパーツ構成が異なります。また、ディファレンシャルギヤケースの形状が
   イタレリの分や他社のキットとは異なり唯一のバンジョータイプ(?)の形になっているそうです。

   このキットでは、キャビン上部を開口して、機関銃を搭載するか否か、また前方バンパー部分にウインチを
   設置するか否かの選択式となっています。このあたりの設計思想もMAX模型の考え方を反映している気がします。 
   以前製作したイタレリのキットは機銃、ウインチ付でしたので、こちらは機銃、ウインチ無しの形で製作したいと思います。

   2012.8.28 制作開始

   一気に車体下部を組み上げてしまいました。前輪のデフケースとエンジン下部が干渉するようです。少し削って
   事なきを得ました。パーツの合い具合はまずまずでしょうか。ただ、サスペンションあたりの位置決めが難しいです。
   車輪を取り付けてから最終的な位置合わせが確認出来るのですが、そこまでいく前に固定しておかないといけない
   パーツなどは最終確認を待たずに接着せねばならず、位置がふらついているところはやはり後でうまく合わない
   部分がでました。
   ・・・スペアタイヤが裏表反対向きに付けてありますね・・・これは失敗です。後で付け直しました。
   荷台が干渉して取り付きません。(>_<)

      

   2012.8.29 運転席(キャビン)の組立

   ソフトスキンは車内が開放されていない場合は、塗装をしながら組み立てて行かないといけないのがちょっと面倒。
   昔のキットの場合、フィギュアの胴体の分割部の合いがかなり悪いものが多くあります。これもその一つでした。
   運転手は組立後目立たないのでそのまま放置ですが。(^^;)
   フィギュアそのスタイル自身はイイですね、帽子をかぶった兵士は映画などでもよく見かけますし。

   キャビンの上下の合いも悪いです。片側ずつ接着固定しながら、矯正していくことにします。

      

   キャビンの矯正が完了するまで先に荷台の組立に移ります。

   キャビンの上下の矯正接着が完了したので、左右のドアを取り付けました。蝶番(ちょうつがい)部分が邪魔をして
   うまくはまりませんでしたので、切り落とし、ドアをはめた後、伸ばしランナーで再現しました。
   ドアの窓ガラスはキット付属の透明部品を取り付けました。開放状態だと、冬期の情景に利用出来ないと思い
   今回はそのようにしてみました。

      

   運転席が組み立ったので、ボンネット部分を組み立てます。箱組になってて上手く行くか心配しましたが
   こちらは割とすんなりいきました。ただ、出来上がった運転席をシャーシに取り付ける際、位置決めピンの穴が
   試行錯誤で合わせる感じで(かぶせると穴が当然穴は見えない)はまりこみも小さいので手触りで感触が上手く
   つかめません。なんだか強引に接着したような気もします。(^^;)

      

   何はともあれ組立が完了。ヘッドライトは先に付けると邪魔になると思って後回しにしたら、大外れでした。
   説明書通り先に取り付けておかないと前部のラジエーターグリルが邪魔をしてなかなか取り付けられません。
   往生しました。(^^;)

      

   2012.9.4 完成

   合間を見て全体はタミヤアクリルのオリーブドラブで筆塗りしてました。今日は細部の塗装を行って、デカールを
   貼り付けます。デカールは古そうなので貼れないかと思いきや、上手く使えたのでラッキーでした。
   ちょっとばかりウエザリングマスターを使って汚して完成とします。
 
      


                               完成です (^^)v

             

 

   完成品のページは   です