★ スポイニャ 1/35 ポーランド軽戦車 7TP(ドイツ軍鹵獲仕様) 製作日記 ★
キットの紹介ページは です
スポイニャモデル、初めて聞くメーカーです。たぶん東欧のメーカーでしょう。 ヤフオクで珍しいポーランド戦車兵の
レジンキットが出品されていたので手に入れることにして、適当なポーランド戦車を探していたら適当な即決価格で
出品されていたので先に落札しました。ところが肝心の戦車兵の方は高値更新で他の人が落札しそうな気配です。
競り合うのも嫌なので、どうしたものかと思いましたが、この戦車はドイツ軍の鹵獲車両ということにしようと決めました。
成形色が水色というのはAFVとしては珍しい。 見たところそれほど悪くはないという気がするのですが、
組んでみないと分かりません。
2017.5.28 制作開始
早速製作に取り掛かりました。35年くらい前の東欧キットとのことで、ちょっと心配になりました。説明書通りに砲塔部から
製作を始めましたが、思ったほど悪くはないようです。ただ、明らかに不足しているパーツがあったり、バリがあったり、
はめ合いがうまく行かなかったりと少々の修正は必要かと思います。砲身先端もドリルで開口しました。砲塔後部の
ヒンジ部品の片方が不足してましたのでプラバンで作って貼り付けました。
駆動輪の歯底にゲートがあったり、ゲートが極端に短い部分がほとんどですので、パーツの切り離しはかなり慎重に
しないといけません。一番の難点はキャタピラが硬いこと。軸が折れたりしないか心配しています。
2017.6.4 制作その2
転輪周りの組立。先に塗装を済ませなさいとの指示があります。この成形色から考えて先に塗っておかないと
後塗りは難しいでしょうから適切な指示だと思います。転輪は回転するように作られていますがディスプレーですし
ほとんど意味ないので接着します。フラフラしていると組立しにくいですし。
箱組の車体、合いはまずまずのようだと思いながら組立を進めます。
大まかな車体の組立を完了。合いはまずまずというか、思ったよりも良好。35年前の東欧のキットとは思えない、
気合いが入ってるのか、見直したぞスポイニャモデル!という言葉が思わず口に出るくらい。w
これでキャタピラが硬すぎなければ言うこと無し、というレベルだと思います。
プラ素材がもろいのとゲートが太く短いので、切り出し時に気をつけて、折らず飛ばさずで慎重にやりましたが
前方右側のライトの取付時に飛ばしてしまいました。目立つ色なので見つかるかと思って探しましたが見つかりません。
やむを得ず適当なものを加工して取り付けました。淡々と車体上部のパーツを取付、後は足回りを先に塗って
キャタピラを取り付ければ組立は完了、わりと手早く進めることが出来ました。
2017.6.5 制作その3
ドイツ軍鹵獲仕様ということで車体はジャーマングレーで塗装します。成形色が目立つので改めて綺麗に上塗りする
予定です。細かいところも目立つので手が抜けません。
2017.6.6 制作その4
やはりこのキットの一番の難点は硬いキャタピラです。キャタピラの接合も瞬間接着剤が確実には通用しませんでした。
片側のみ焼き止めしました。駆動輪が回転する状態にしておきましたので、キャタを強引に駆動歯に噛み込ませて
瞬間接着剤で固定、その後後端の誘導輪を位置決めして接着、傾かないように強引に押し込んで乾燥を待ちます。
上部転輪も瞬間接着剤でキャタを固定するようにしました。後は乾燥待ちですが、瞬間接着剤の効果いかんです。
キャタの材質が改善されれば良いのですけどね、けっこうキャタピラの材質が悪いキットは多いものです。
2017.6.7 制作その5
組立と塗装を終えました。キャタピラがもう少し柔らかいと良いのですが、これ以上はどうにもなりません。
かといってキャタピラだけ別売りの連結式を使う気にもなれませんし、これにて完了とします。
これに後は、ドイツ軍のデカールを貼り付ければ鹵獲車両らしくなるでしょう。
どうも下部転輪両端側のキャタが浮き気味なので、シーソー式の転輪フレームを押さえ込んで修正しようと
していたら片側のキャタピラがちぎれて外れてしまいました。これはまいりました。今さらはずせないし、ということで
キャタをはめたまま強引に引き寄せ黒糸でつなぎました。気にして良く見なければほとんどわからないので
これで良しとします。(左側4輪の右端真下です、画像でもはっきりとは分かりませんけどすき間空いてます)
2017.6.15 制作その6
適当に余り物のドイツ軍識別デカールを探してきて貼りました。鹵獲らしく見えればOKです。
2017.7.21 制作 その7
車体そのものはとっくに完成(ただしスミ入れ、汚し未完)してるのですが、情景に組み合わせるフィギュアに
手間取って、フィニッシュ出来ずにいます。今日はそのフィギュア、戦車兵たちの塗装の続きをやりました。
他のキットに道草しながらも、ボチボチと一緒に塗ったりしてます。国防軍の戦車兵、それもポーランド戦くらいの
時はどんな軍装だったのかな、正確ではなくてもそれらしくはありたいとネットで調べながらも適当にやってます。
ドラム缶の上に広げている地図は、同時進行中のタミヤ35MMドイツ歩兵野戦会議セット付属の紙を裏打ちして利用してます。
2017.8.26 完成
スミ入れや汚しはやってないと書いてましたが、いつの間にか?適当にやってたみたいです。
これにて完成といたします。
完成品のページは です
番外編 イタレリ 1/35 ドイツ戦車兵セット
中身を取り出してみます。なんとも大らかなキットです。昔のタミヤのフィギュアを彷彿させます。一部ランナーから
外れてますが、箱絵を見ながら充分推測できます。パーツNo.がモールドされていない?、説明書欠落?と
思ったら各兵士の番号だけ箱絵に示されてました。モールドは甘いですが組立はラクチンです。(笑)
2017.5.16 製作 その1
組立開始です。パーツ構成が1体当たりせいぜい4品程度で組立簡単。ただし、モールドは甘々。雰囲気が良ければ
それでイイのですが、右側の兵士の左手、向きがおかしいですよ、オマケに顔も下向きのはずが上向いてるし。
時々こんなのを見かけます、修正すべきかなあ
2017.5.18 製作 その2
昔作った車両も、フィギュアを添えて、また新しい情景を設定してみたら面白いのじゃないかな、なんて妄想しております。
この後は、7TP戦車の製作に準じました。