★ ニチモ 1/35 M4シャーマン 製作日記 ★
  
   キットの紹介ページは   です

   2011.7.29 制作開始

   
ディスプレーキットをモーターライズで動くようにするのも楽しいものですが、けっこう手間暇掛かります。そこで
   もともとモーターライズのキットならば気楽に作業が進むだろうと期待して手に入れてみたニチモのキットです。
   ニチモといえばタミヤと並ぶほどのものとまでは思いませんが、そこそこに歴史も技術力もあるメーカーだと思うから
   どんなものかと楽しみにしていたのですが・・・。

   まずギヤボックス、フレームは金属製でも組み立て式。 両サイドのドライブスプロケットを打ち込む、と説明書に
   指示があります。 まあ押し込む程度で・・・等という具合にはいきませんでした。そこで指示通りに静かに金づちで
   打ち込むと・・・ピニオンギヤがずれた。 ???と思って見てみるとピニオンが割れているではありませんか。(>_<)

   だいたい出力軸のところに小さなプラ製のピニオンを組み込むなんてのがそもそもおかしな設計ですよ。
   シャフトの径からみてもピニオンの歯底の厚みがほとんどとれないのだから割れる恐れは大いに有り、とみるべき。
   オマケに壊してくださいと言わんばかりの打ち込み作業・・・これはもうどうしようもない。

      

   この手の設計は、中国製(トランペッター)の初期のキットでもやっていたようです。このピニオンは壊れやすい。
   それでもなんとか瞬間接着剤で固めてやり過ごせないかと試みたのですが、運悪くギヤピッチが飛んで、ギヤが
   回りませんでした。万事休すです。仕方なく、ドライブスプロケットだけでもなんとか使おうと引き抜こうとする
   のですが、これがしっかり打ち込まれていてとても抜けません。あれこれやるうちにとうとうシャフトまで曲がって
   しまいました。最悪です。これからどうしたものでしょうか。(^^;)

      

   2011.7.30 ギヤボックス補修ならびに転輪の取付

   
何はともあれドライブスプロケットを取り外すことに。スプロケットの外側から別のシャフトを打ち込んで曲がった
   シャフトを押し出すことにしましたが、片側のスプロケットの基部が割れてすっ飛んでしまい、見つかりません。
   これは万事休すかとまたも思ったのですが、幸い、相方のスプロケットと組み合わせることにより、どうにか使用
   可能となりました。また破損した部分は裏側からプラ板で補強を施しました。

      

   出力軸のピニオンが適当なものがないので、これはまた超汎用ギヤボックスに置き換えるかと、途中までやりかけた
   のですが、ふとタミヤのツインギヤボックスに付いているピニオンギヤを思い出して適用してみると歯数はピッタリ
   合います。さらにシャフトは別売りの3mmシャフトセットに3mm六角シャフトがありました。六角シャフトを適当な
   長さに切断してギヤボックスは見事復活することになりました。(^^)v
   ちなみに金属シャフトの切断は市販の金切りノコを使っていますがよく切れます。金切りノコは思いのほか
   安価でした。(¥500くらいでホームセンターにあり)

      

   誘導輪を取り付けて、仮にキャタピラを巻き付け、モーターを回転させてみたところ駆動輪の心は合っているようなので
   このまま転輪の組立、取付まで行いました。こうなると後は話が早いです。めでたし、めでたし。(笑)

      

   2011.8.20 電池ボックス、砲塔の組立

   電池ボックス、スイッチ廻りの組立、ならびに砲塔の組立を行いました。
   説明書通りに接続すると、回転方向が逆になるのだけれど・・・。(^^;)??

      

   2011.8.23 組立完了


   砲塔ならびに車体上部のパーツを取り付けて組立を完了しました。 フックの部品をピンセットではじいて無くして
   しまいましたので、1.0mm真鍮線で自作しました。

      

   残りは塗装のみです。キャタピラは、車輪廻りを塗った後にはめます。

      

   2016.9.17 全体塗装  

   こちらもしばらく放置状態でしたが、久しぶりに晴れ間を狙って屋外で缶スプレーで全体塗装をやりました。
   塗り残しなどは筆塗りでチマチマと修正します。

      

   2016.9.17 戦車搭乗兵 制作準備

   車上に搭乗させようと思ってストックを引き出してきました。ドラゴン製GEN2(第2世代?)フィギュアです。
   各部位の分割が多く精密で、銃のスリングにはエッチングパーツも付いてますけど、私には無用の長物ですね。
   (スリングの取り付け方は箱絵などを見ながら自分で考えなさいということなんでしょうけれど) 残念ながら。
   兵士のポーズが良いので手に入れたまでです。もちろん出来上がりは良いですが時間が掛かるのでちょっと複雑な心境です。

   

   2017.9.19 戦車搭乗兵 制作開始

   何はともあれフィギュアの組立を始めてみましたが、パーツ数が多いということはゲート処理や合わせの処理が
   必要なところが多いということで、とにかく時間が掛かります。何でこんなところまで別部品?と思える箇所もあり、
   パーツが小さすぎて飛ばさないかと冷や冷やしながら組み立ててます。ここまで組むのに13パーツ、所要時間30分。
   やり始めたらもう少しペースも上がるかもしれませんが、先が思いやられそう。精密なのは結構だけど・・・なんともねえ、
   サクサクとは進みませんよ。(^^;)

   

   半日かかってフィギュア4体組み立てました。合わせ目の修正とかスリングの取り付けとか残ってます。
   
   

   シャーマンの車体に載せてみるとこんな感じです。ちょっと無理があるかも、ですが、まあ良しと。

   

   2016.9.21 フィギュア制作続き

   ほぼ完成しました。後は少々墨入れを。ドラゴンの指定通りの色をぬったのだけれど、軍服はフィールドグレー、
   吊りベルト等はスカイって、そうなの?という気がするけど、まあいいのでしょう。よく分からないしメーカー指定色塗っときます。

   

   2017.4.26 車体塗装再開

   車体の塗装を再開します。 転輪の外周ゴムの塗装です。

   

   2017.4.27 車体塗装再開 その2

   今夜は車体上部の小物の塗装を行いました。

   

   2017.4.28 デカール貼り付け

   今夜はデカールを貼り付け。古いものだから使えるかな?と心配しつつ、所属番号などは案外上手く貼れたので
   意外でしたが、星マークあたりからちぎれてきました。別々に切り取って順次貼ったのですけど。 星マークの一部は
   手持ちの別キットの余り物を適当に貼っておきました。欠けたところは後で白塗りで補修してみようと思います。
   この後はフィギュアを塗って仕上げです。

   


   2017.5.8 戦車兵の組立 その1

   キットオリジナルの戦車兵ではいささか役不足と思えるので、ミニアートの戦車兵セットを組み合わせてみたいと思います。

   

   今日は2体だけ組み立ててみました。後から残り3体も組み立てて、どれを使うか決めたいと思います。
   ミニアートのフィギュアですが、ヘッドセットだけで5つのパーツに分かれてます。後部のパーツの付け方が
   イマイチよく分かりません。箱絵を参考に適当に接着してしまいましたがどんなものでしょう。車体に載せてみた
   感じはなかなか良い雰囲気です。やはりフィギュアがあると車両も引き立つ気がします。

   


   2017.5.13 戦車兵の制作 その2

    ミニアート製戦車兵フィギュアの残り3体を組み立てました。フィギュアは必要不可欠な要素だと思ってるし、
   良い感じなのですが制作に時間が掛かるのが惜しいです。でもそれは仕方ない、楽しくもあり歯がゆくもあり。

   

   2017.5.14 戦車兵の制作 その3

   
フィギュアのストックを整理していたら、タミヤ35MMのM4シャーマン初期型の戦車兵が出てきました。
   良い機会だからこのフィギュアも作っておこうと思います。操縦手と無線手の半身像がありますので、車体の
   ハッチを開いた状態に戻しました。既に接着済みだったのですが、操縦席だけは上手くとれたのでこちらだけ
   フィギュアをのぞかせようと思います。戦車長も組み立ててからどうするか考えます。

   

   タミヤのフィギュアを組み立ててみました。操縦手は顔だけ出ます。戦車長は足の下方を切断しないと収まらないので
   別の車体に使うことにします。ニチモの砲塔は裏側がふさがってるので、オリジナルフィギュアは足を切断して載せるようにしてます。

   

   2017.5.22 随伴歩兵の制作 その1

   イタレリの古いキットだと思います。なぜこんなキットを持っているか、たぶんヤフオクで他のキットと併せて
   手に入れた(意図せず付いて来た)のだと思います。この手のキット、今となっては単独では値段が安くても
   誰も入札しないまま放置されてる気がします。制作ストックにあるものの、制作モチベーションはほとんど湧かない
   のではないでしょうか。他のAFVキットの制作に併せて、情景のお供、ヤフオク出品のお供に供するのがよろしいかと
   思い取り出してきました。 箱絵が何ともリアルさに欠けます。

   

   キットそのものも何ともだるいモールド。ただパーツ数が少ないので組み立てるのは簡単。せっかくですから
   この際一緒に制作してみようと思います。組立塗装したら案外良い感じかもしれませんし。

   
 
   組立説明図も何ともおおらか。 色指定も無いし、右側の兵士は、ライフルと軽機関銃がそれぞれ描かれていて
   整合性ありません。(笑) パーツは手先に機関銃の取っ手がモールドされてました。

   

   戦車兵の制作 その4

   戦車兵もボチボチ塗っています。

   

   操縦席のハッチから顔を出す操縦手は真鍮線を差し込み、これを車体裏側側面に接着するブロックとつないで
   位置調整が可能なようにするつもりです。

   

   2017.5.23 戦車兵の制作 その5

   操縦手フィギュアに墨入れを行い、車体裏側から取り付けました。 フィギュアの顔の塗装はなかなか上手く描けません。
   とある記事で墨入れを行うだけ結構良い感じになるというのを見て、それから真似してますが、確かにこんな感じで十分だと
   思ってます。下手に塗るよりも原型の凹凸を生かして強調する方が簡単で良い感じがします。

   

   裏側はこんな感じです。真鍮線を介していますので、向きや位置が容易に変更可能、また必要なときは取り外せます。

   

   ニチモオリジナルの戦車長フィギュアも墨入れしてみました。こちらもそこそこ様になった気がします。
   砲塔には両面テープで止めます。お友達の独逸被れさんからのアドバイスですが簡単でなかなか良いです。

   

   随伴歩兵の制作 その2

   
随伴歩兵としての3体、完成しました。 ただ突撃の緊迫感がイマイチという感じではあります。(^^;)

   

   2017.5.24 戦車兵の制作 その6

   ミニアートの戦車兵グループの塗装も終わりました。これで役者はそろいました。

   

   2017.5.25 車両完成

   キャタピラをはめ、機銃を取り付け、アンテナはオリジナルの太いプラ製を折損したので、RBモデルの真鍮製のものを
   取り付けました。 若干の墨入れ、汚しを行って完成とします。後日、情景画像、走行動画など撮影したいと思っています。

   

   追記

   走行動画も撮影するつもりでしたが、動かしてみると駆動輪が振れ回り、キャタが途中で外れて引っかかって止まります。
   万事休すです。もともと組み立て式のギヤボックスの制作時にピニオンギヤの損傷から始まって、主軸を改造交換した
   経緯もあり、その影響でしょう。その時テストした限りでは上手く動いたようなのですが、かれこれ数年放置してましたし、
   打ち込み式のドライブスプロケットを修正する気力もありませんので、走行は断念することにしました。誠に残念です。
   

   完成品のページは   です