★ タミヤ 1/35 イタリア中戦車 制作日記 ★

             M13/40 カーロ・アルマート 

   2005.10.15 制作着手

   ネットコンペ・イタコン(イタリアン・コンペ)向けに引っ張り出してきたジャンクのカーロです。
   締切まで時間がないのですが、譲ってくれた前の持ち主の方が途中まで制作してくれているのでラクチンです。(笑)

   といっても、本業が忙しくて手を出す時間が無く、今日はほんのさわりだけ。パテ盛りの部分にヤスリがけしただけ。

       

   2005.10.28 制作再開

   締切間際となりましたが、ようやく仕事も一息ついて、なんとか間に合いそうです。制作再開です。

   車体下部は、制作済みのロードホイールの取り付けを行い、その後、後部の小物の取り付けです。

       

   車体前面に機銃やフック類を取り付け、主砲と機銃に開口を行った後、主砲を取り付けました。
   戦車兵は、車体の外に座らせるつもりですので、砲塔上部のハッチは開放状態としました。

       

   組立がほぼ完了した状態です。全体塗装の前に、起動輪と誘導輪を外して、スプレー塗装前にマスキングをして
   おきます。このキットの場合は起動輪も誘導輪も接着固定になっていました。昔のキットはモーターライズ兼用
   だったので、車輪が回転できるようになっていましたが、このころには接着固定になっていたのでしょう。
   しばらくMMも制作していないのでよく覚えていませんが。

       

   2005.10.29 最終仕上げ 午前中の部

   最終仕上げといっても、まだまったく塗装もしていないし、フィギュアの組立も未着手です。
   まずは、早起きしてフィギュアの組立から始めました。

   フィギュアの組立

   キットのままの姿では面白くないので、車体前面に座らせて、イタリアコンペよろしくイタリアの国旗を持たせよう
   かと思い、座り姿に改造してみました。
   下半身の一部は、アメリカ兵コンバットクルーセットからの流用です。足もとのゲートルは元のイタリア兵のものを
   切り取って使用しています。
   服装が違う部分は、ズボンの上の方にエポパテを盛って、それらしく上着をかぶせてみました。ポケットなどを
   モールドしてみようかとも思いましたが、上手くいかないので適当です。(^^;)

       

   車体の全体塗装

   車体全面をラッカースプレーで吹き付けます。タミヤのミニスプレー;ダークイエローがありましたのでこれを使用
   しました。缶スプレーの場合は厚吹きになりやすいので気をつけないといけないようです。

   作業台の上にペットシートを敷いて、その上に回転テーブルを載せ、エアーキャップを敷いて塗装作業してます。

       

   全体塗装が完成する合間に、フィギュアの塗装をやり始めました。そうしているうちにラッカー塗装は乾燥してます。
   乾きの速いのは良いですねえ。

       

   定番の足回り塗装。組立後の塗装になるので適当にやっています。どうせ見えなくなるところも多いので。
   砲塔のハッチの裏側も白色での定番塗装。

       

   起動輪と誘導輪を取り付けて筆塗り塗装。
   キャタピラをはめてみましたが、ベルト式の悲しさか、浮き上がっている部分をどう処理するかなあというところです。

   今日のモデリング、午前中の部はこれまでです。

       

   2005.10.29 最終仕上げ 午後の部

   キャタピラの浮き上がり対策

   午前中組み上げたキャタピラの浮き上がりをどうしようかと思いましたが、以前、山田卓治氏のジオラマ講座で
   紹介されていたピアノ線を用いる方法を試してみることにしました。
   キャタピラをたるませたい部分をねらって、0.5mmの穴を車体側面にあけ、ピアノ線を差し込んでキャタピラを
   押さえ込んだ状態で適当な長さに切断し、目立たなくします。
   上の写真と比べるとなかなか手軽な方法ながら良い方法だなあと感じています。

   フィギュアのフラットベースを塗り込んでつやを消しましたが、白く跡が残るのは困りものです。

       

   デカールの貼り付け

   キットにはオーストラリア軍捕獲戦車のものもありますが、イタリア軍所属部隊のデカールとしました。

       

   ウェザリング

   いつものようにタミヤアクリルのフラットアースを薄めて、筆で塗りつけています。お手軽です。

       

   墨入れ及び汚し

   タミヤエナメルのフラットブラックで墨入れ、その後、タミヤ・ウェザリング・スティックのマッド(泥汚れ)を使って
   泥汚れを再現しました。車体はこれでほぼ完成です。
   残りは、アンテナ線の設置です。

       

   2005.10.29 最終仕上げ 夜の部

   
いよいよ完成に向けての最後の仕上げを行い、完成です。

   イタリアコンペを意識して、戦車兵に国旗を持たせるようにしてみました。

       

   2005.10.31 追加修正

   イタコンのメンバーの「さんせいどう」さんの作例を参考にして一部追加修正しました。

   アンテナ線の取り替え、上部識別塗装、排気管の再塗装、手すり付け忘れの追加などです。
   特に排気管のサビ再現は、放置しておいた筆洗いが乾燥して実際にさびていたのでそのサビを塗りつけました。
   究極の再現法かなと思います。(笑)

      

   キットの紹介ページは   です

   完成品のページは  です