★ トミー 1/35 イギリス ベッドフォードQLガンポーティー ★

   トミーのブランド(ファイティング・ビークル・シリーズ)で発売されていたキットです。もう20年位前に買って、
   途中まで作りかけ、そのまま押入の中にしまっておいたものを取り出して製作を再開した出戻りのきっかけとなるキットです。
   購入した頃は、トミーがなぜこのような精密なスケールモデルキットを発売出来るのだろうかと不思議に思ったのですが、
   最近になって、イタレリ製品を自社ブランドにして発売していたことを知りました。それでも、説明書やフィギアはイタレリ製品とは
   異なりますから、トミー自身が手を加えた部分もあるのかもしれません。また、イタレリの製品の一部もその金型のルーツは、
   日本のマックス模型にあるのですから面白いものです。

   

   

   さて、キットはイギリスのガントラクターで、6ポンド砲を搭載したタイプです。形はいかにもイギリス車両といったふうにも
   見えますが、カナダ軍なども多用していたようです。製作は、全くの素組。塗装も全体をタミヤ・アクリルのダークイエローで
   筆塗り、組み立て、塗装ともかなり荒が目立ちますが、まあ出戻り最初のキットという記念品ということで・・・。6ポンド砲は
   きちんと取り付きませんでした、私の組み立て方が悪かったのでしょう。筆塗りでランナーに部品がついた状態で組み立て、
   その後、仕上げ塗りという順序で製作しますが、その場合は、接着面の塗装を剥がすのを怠ったりして、後から外れることが
   ありますが、最近は瞬間接着剤も安価で用意に手に入りますので、それを利用した方が良いなと思ったりしてます。
   なにぶん、昔の購入キットで、デカールが使い物にならなかったので、その後手に入れた別のイギリス車両の分を適当に
   貼り付けています。(かなりいい加減なもので・・・(^^;) )

   追記 (2006.4.8)

   このシリーズの金型の原型は、ほとんどが旧マックス模型製のものでした。
   マックス模型は、倒産(経営者が事業の採算性から廃業したという方が的確なようですが。当時技術スタッフは廃業に
   大反対したそうです)した後、金型などをトミーに買収されたようです。トミーも後にイタレリにしの金型を売却したようですので、
   現在発売されているイタレリ製品のルーツは、マックス模型であるということには違いないようです。
   金型の流れ(所有者の歴史)は以上のように、先の文章を訂正いたします。

   イジラマ(お手軽情景)

   

   

   キット紹介のページは   です